スワミ・サティアティルス・バルティは
2020年1月30日 インド時間午後9時に
肉体を離れました


swamij1

●サティアティルスの意味は、「真実の聖地」

日本のOSHOサクシン瞑想センターや、
インドのOSHOの生誕地クチワダのアシュラムの建設など、
サティアティルスは真実の探求者のために、
ブッダフィールドの創設に生涯を捧げてきました。
日本で初期に数々の瞑想キャンプをリードし、
サニヤシンとしての在り方とその道を説いてきました。

彼は肉体を離れるとき、
彼が自身で何度も語っていた死の意味を、
身をもって私たちに指し示してくれました。
その顔は、まるで「じゃあ、逝くね」と言っているかのようで、
ラッフィング ブッダのような笑顔でした。

swamij2


●マスターは太陽のようなもの

swamij3

ある時、彼は訊かれたことがあります。
「あなたがエンライトメントしているとは知らなかった、
どうして言ってくれなかったのですか」と。
彼は言いました。
「太陽が昇って日が照っていても、
ぐっすりと眠っていたら気づかない。
ねぼけてちょっとだけ起きていたら、
ちょっとだけ日が昇っているのがわかる。
目が覚めていたら、太陽をしっかりと見ることができる。
マスターは、太陽のようなものだ」と。

エンライトメントという言葉を使って、
人を集める道具にするようなことは決してなく、
わかる人にだけわかればいい、というのが彼のスタンスで、
どんな状況にあっても、真実だけを伝えようとし続けました。


●サティアティルス・セレブレーション

celebration2

東京のOSHOサクシン瞑想センターや、
韮崎にあるOSHOプレムコミューンにおいて、
彼を慕う人々が大勢集まり、
サティアティルスのセレブレーションが
行なわれました。


celebration3

celebration4

celebration5

●サティアティルスへの感謝とともに

サティアティルス
彼の存在を思うとき、
海よりも深く 大空よりも果てしなく広い……

彼は語っていました。
インドにいた自分がなぜ日本に来たのか。
それは、OSHOが自分を日本に送ったからなのだと。
この言葉を聞いて、誤解する人もいるかもしれません。
でも彼が肉体を離れた今、
あらためてその意味をはっきりと理解できます。
OSHOのメッセージと瞑想者のブッダフィールドを
如何に日本に根付かせるか。
彼はそのためにすべてのエネルギーを注ぎ、
そのワークだけに身を捧げてきました。

毎月瞑想キャンプを行なっている韮崎のOSHOプレムコミューン。
25年前の土地探しから始まって、
宿舎、ピラミッド瞑想ホール建設など、
今思うと奇跡のようなことが、次々に実際に起こりました。
それが可能だったのは、彼が昼夜を問わず見守り、
私たちを励ましてくれたからです。

彼は肉体を離れましたが、
彼が日本人の私たちのために残してくれた
珠玉の足跡は、あちこちにあります。
それらすべてが、奇跡のように感じます。
そして残されたものはすべて、
私たちの内面の成長のためのものです。

サティアティルスが
繰り返し語っていた願いはただひとつ。
「深く瞑想に入り、自分自身を見出しなさい」

次の世代へと大切なメッセージを伝え、
私たち自身の成長のために、
これからもセンターでは
サティアティルスの思いを紡いでいきます。

          マ・ギャン・パトラ


swamij4