自然の中で、文字どおりのびのびと遊ぶ――それをできる限り現実のものとする試みが、この子どもキャンプです。子どもと大人がともに企画し考えたオリジナリティ溢れる遊びの数々が、次から次へと繰り出されます。それでも参加は自由。子どもたちの意志が、ここでは最大限に尊重されます。 春、夏、そして冬の年3回。流しソーメンをしたり、ひねりにひねった宝さがしがあったり、闇サンドイッチに手製ボートの川下りにもちつきにキャンプファイヤー、いずれもここでしか味わえないユニークな企画ばかりです。幼児から大人まで、子どもスピリットいっぱいで過ごす3日間です。 |
▲お祭りごっこの射的ブース | ▲名物の噴水プール | ▲軽トラで、いざ畑へLet's Go! |
▲よみがえる伝統の技!? | ▲とにかくイェーイ! | ▲手作り凧のお時間です |
「オレは大人だから、子供たちの世話役というわけだな」くらいの気持ちで参加した子どもキャンプ。しかしいつしか、子供たちのエネルギーに引き込まれるように、自分もまた、子供に還って行く。 というのも、ガキ共、失礼、子供たちの言動というのは相当に強烈なのだ。 いったんしてあげると、いつ終わるともしれないおんぶに抱っこ、肩車。カーテンを引っ張っぱったりぶら下がったり、しまいにはレールを折り曲げてしまったり。裏山の斜面で段ボールに乗ってそり遊びをしていたかと思うと、いつの間にかズボンのまま泥だらけになって滑り出す。しかも登っては降り、登っては降り、疲れというものを知らないかのようだ。 普通なら、「やめなさい!」と叱るところかもしれないが、あえて好きなようにさせておく。と、さらに腕白ぶりはエスカレート。限度・限界というものがない。 ここに至り、まさにプレムコミューンはワイルドなエネルギーの海と化す。 さて、我々大人たちも常識というやつを振り回さず、「ああしなさい、こうしなさい」とか言わないで、子供エネルギーに身を浸していると・・・・そのエネルギーに乗っ取られはじめるのだ。 たとえば白布で覆ったテントへのペインティング。一人の子が真っ先に駆け寄って、真っ赤な絵の具を一面にぶちまけ、のたくりつける。 「おいおい、そんなことしちゃみんなが描くところがなくなっちゃうじゃないか!」と言いかけて、よく見れば、そのタッチの鮮烈さに打たれる。そして「よし、オレも負けずに」とやってしまう、といった具合。 子どもキャンプは子供のためだけじゃない、実は大人が子供になるためのキャンプでもあるのだった。(周太) |
◆特に年令制限はありません。親子はもちろん、大人ひとりの参加もOKです。
場所は山梨にあるOSHOプレムコミューン、基本的に2泊3日で行ないます。
詳しくはセンターまで。